例えばBASEで1000円の商品が売れたら収益はいくらになるか調べてみた
私のこぎん刺しポーチを見て
「かわいいねー!こういうの売ればいいじゃん!」
と友人が褒めてくれました。褒められると調子に乗る方です。
続けて「BASEとかで売ればいいよ!」との提案。
ほほぅ、それは考えてなかった。
と、いうわけで調べてみました。
BASE(ベイス)ってなあに?
誰でも簡単にネットショップを開く事が出来るサービス。年会費、月額費、登録費等、一切無料。サイトデザインのカスタマイズも可能、アクセス解析も利用できる。
有料サービスもあるけど、ほぼ0円で利用可能。これは嬉しいですね。サイトデザインもかわいくていいですねー。
で、まぁこういう0円には付き物の「諸々の手数料」。
BASEの手数料関係はどうなっているのでしょうか?
1点1000円の商品が売れたら収益はいくら?
購入者が選べる支払方法としては、クレジットカード決済・コンビニ決済・銀行振り込み・代金引換。ただし、クレジットカード決済とコンビニ決済の場合は、決済ごとに購入された代金の3.6%+40円が手数料として差し引かれる。この他に、振込手数料一律250円と2万円未満で振込希望の場合、事務手数料が500円発生する。
(購入者がクレジットカード決済を選択した場合)
商品販売価格 1000円
クレジットカード決済手数料 36円+40円=76円
振込手数料 250円
事務手数料 500円
--------------------------------------------
引き出し申請額-クレジットカード決済手数料-事務手数料-振込手数料
=振込金額となるので、
残 174円
…コ、コンビニのペットボトルジュースが1本買えます!
1000円が1点売れた段階で振込してもらおうとするとこうなりますが、
1000円が20点売れた段階だと、
(購入者がクレジットカード決済を選択した場合)
商品販売価格 1000円×20=20000円
クレジットカード決済手数料 720円+40円=760円
振込手数料 250円
--------------------------------------------
残 18990円
になるわけですね。
手数料の他にも気になったこと
BASE公式HPからお店の検索ができない
公式HPの下に数店舗紹介されているだけで、他にどんなお店があるのか、似たような商品を販売している店舗があるのか等が調べられない。BASEを利用している他の人が他の店舗へアクセスするという可能性がだいぶ低いことになりますね。
購入者との連絡にBASEは介入しない
ヘルプには「原則、ショップ様・お客様間の連絡はメールやお電話で直接行なっていただき弊社は介入しません」と記載があります。要は入金や発送に関する云々もトラブルに関する云々も全て自分で行う必要がある、ということですね。
不特定多数に対する個人情報公開
こちらもヘルプに「特定商取引法に基づいてショップの責任者の住所・連絡が取れる電話番号・ショップの責任者のお名前を明記する必要がある」と記載があって、実際のショップには個人情報掲載ページがありました。誰でも閲覧できてしまうところに個人情報が掲載されるのはちょっと抵抗があります。
まとめると、場所とデザインは提供するからあとは自分で宣伝して責任持ってがんばって!ってことですかね。(ざっくり)
友人との会話の続き
minneで販売、憧れてるんだ~と言った私に
「最初からそんなライバルの多いとこで勝負してどうすんの!
かっこつけんなって!」
と、私のガラスのハートが砕け散るような正論を浴びせました。
でも確かに正論。
こぎん刺しは本当に時間がかかるし、仕事をしながらでは量産は難しいだろうし、レベルも十分達していない段階で風呂敷広げたところでどうにもならないんですよね。収益がどうこうよりも、まずは自分の身の丈に合った方法を探るのが先だと気づかされました。反省。
他の販売方法も引き続き考えてみます。
BASEは堂々と個人情報出せる自信がついたらお世話になろうかな!
…その前に商品になるものを増やすことが先ですね(笑)。
関連記事
スポンサーリンク