問題のあるレストラン、序盤に登場した藤村五月が戻ってきて俄然おもしろくなってきた
今期のドラマで私が唯一毎回楽しみに見ているのが『問題のあるレストラン』。
私は北海道生まれで、水曜どうでしょうで育ってきたので安田顕さんが出演するのならば!ということで見始めた。回を重ねるごとにだんだんザ・オネエメイクになってきて、どこか安田顕の奇の部分がにじみ出てきているような気がして個人的にはとても嬉しい。初回がいちばん綺麗だったよハイジさん。
1話でパワハラを受けた藤村五月(菊池亜希子)が夢の中で社員を刀で斬り倒していくというシーンがあった。震えた。こんなに殺陣が美しいと思ったのはひさしぶりだった。勢いだけではない、芯のある殺陣。この菊池さんという女優さんはいったいどこで殺陣を覚えたんだろう。舞台によく立つ方なのだろうか。
すぐにWikiってみたが、どうやら彼女はモデルさんらしい。映画もドラマもCMもたくさん出演されているようだが私は見たことがないものばかりだった。情報として載っていた舞台は3本のみ。いやほんとにどこで勉強したんだあの殺陣。
その美しい殺陣で私はすっかり五月のファンになってしまったわけだが、2話以降、ずーーーーーっと五月の出演シーンはなかった。毎回どこかに安田国王がこぼれてやしないかと見守るしかなかった。
しかし7話でようやく五月が戻ってきた。
私は金色の小さなバッジを無造作に転がすYOUに感謝した。
やはりこのドラマには五月というキャラクターが必要だ。
それなのに公式HPのキャスト欄にも相関図にも五月がいないというのはいったいどういうことだ。今からでもいいから載せるべきだ。静電気を大量に帯び続けている五月のお母さんも載せるべきだ。
五月とともに新たに登場した高村(風間俊介)もとても良い。風間くんはとても良い。彼が見せてくれる水のような、風のような演技はいつ見ても良い。たま子が放ったカラシを落として拾ったため、カウンターに隠れてしまい、画面から数秒消えていたのも良い。とても良い。彼の役どころは男版たま子だと思った。
五月がストーリーに戻ってきたのが嬉しすぎて色々調べていたら、菊池さんが出演する映画が5月公開であることを知った。
箱入り娘の鏡子役、臼田あす美さんも出演するらしい。楽曲は大橋トリオ。これは楽しみ。見に行こう。
そういえば鏡子の離婚問題はどうなったんだろう。このあたりもきっちり回収してくれたらこのドラマはきっと私の殿堂入りになる。
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